生ハム原木を買える店はどこ?お取り寄せできる販売店や選び方などをご紹介!

ちょっと贅沢なパーティーや特別な日のごちそうとして注目度が高まっている「生ハム原木」。SNSでもよく見かけるようになり、「いつか自宅で丸ごと1本の生ハムを楽しんでみたい!」という方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、生ハム原木とは何か、どんな生ハムの種類があるのか、さらにお取り寄せできるおすすめ販売店や選び方、賞味期限・保存方法、メリット・デメリットなど、気になる情報をまとめてご紹介します。

生ハム原木とは?

生ハム原木」とは、生ハムの骨付きもも肉をまるごと一本の形で熟成させたものを指します。スライスされていない状態なので迫力満点で、まるで本場スペインやイタリアのバルのような雰囲気が楽しめるのが魅力。

 

また、自分で切り分けることで脂の乗り具合や風味の変化を楽しめるのも、生ハム原木ならではの醍醐味です。

生ハムの種類

生ハムには国や豚の種類、熟成期間によってさまざまなバリエーションがあります。主な例としては以下のようなものがあります。

パルマハム(イタリア)

イタリアを代表する生ハムで、比較的甘みがあるのが特徴。ほのかな塩気とまろやかな味わいが人気です。

プロシュート(イタリア)

パルマハムと同じくイタリア産の生ハムの一種ですが、熟成方法や産地の違いにより風味が異なります。しっとりとした口当たりが魅力。

ハモン・セラーノ(スペイン)

スペイン産の白豚を使用した生ハムで、塩気がやや強め。赤身部分が締まり、噛むほどに旨味が広がります。

ハモン・イベリコ(スペイン)

イベリコ豚と呼ばれる黒豚を使用した高級生ハム。ドングリを食べて育ったイベリコ豚は独特の甘い脂が特徴で、「ベジョータ」などのグレードによって味わいが異なります。

生ハム原木の選び方

予算と好みで種類を選ぶ

イタリア産かスペイン産か、白豚かイベリコ豚かなど、味わいも価格帯もさまざま。自分がどんな風味を求めているのかを基準にしましょう。

サイズ・重量を確認

生ハム原木は大きいものだと8kg以上になることも。冷暗所やキッチンでの保管場所を確保できるかどうかは重要ポイントです。

付属品の有無

専用の生ハム台(スタンド)やナイフが付いているセットもあります。必要に応じてセットになったものを選ぶと、届いたその日からすぐに楽しめるので便利です。

生ハム原木をお取り寄せできる販売店

最近ではオンラインで生ハム原木を扱うお店が増えています。ここでは代表的なお店を3つご紹介します。

イベリコ豚通販専門店スエヒロ家

出典:イベリコ豚通販専門店 スエヒロ家 本店
名前の通り、イベリコ豚専門店として名高いお店。高品質なハモン・イベリコを厳選しており、ベジョータなど本格派を求める方に人気です。

 

賞味期限や保存方法について

賞味期限

生ハム原木の賞味期限は、未開封の状態であれば数ヶ月から1年ほど保つものが多いです。ただし、一度開封して空気に触れると品質劣化が進むため、できるだけ早めに消費するのがおすすめ。

保存方法

基本的には風通しの良い冷暗所で保存します。専用のスタンドに設置して、表面が乾燥しすぎないようにラップやカバーを軽くかけておくと◎。切り口にはオリーブオイルを塗る方法もあります。

 

また、気温が高い季節はカビが発生しやすいため、カビを見つけたら都度拭き取るなどのメンテナンスが必要です。

生ハム原木を購入するメリットとデメリット

メリット
  • 見た目のインパクトがあり、ホームパーティーなどで盛り上がる
  • 自分好みの厚さや部位を好きなだけ楽しめる
  • 大人数で食べるとコスパが良くなる
デメリット
  • 大きくて保管スペースを確保するのが大変
  • ナイフや生ハム台などの道具を揃える必要がある
  • カットのコツをつかむまで苦戦することも

生ハム原木についてのよくある質問

初心者でも上手に切れる?

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、専用のナイフと安定したスタンドを使うと比較的切りやすくなります。最初はゆっくり薄くスライスするイメージでカットしてみましょう。

カビが出たら食べられない?

生ハム原木は長期熟成させるため、表面に白いカビが発生する場合があります。風味を損ねる青カビなどとは違い、白いカビは軽く拭き取れば問題なく食べられることが多いです。ただし異臭がする場合は無理をせず廃棄しましょう。

賞味期限が過ぎたら捨てないといけない?

記載の賞味期限はあくまで目安です。未開封の真空パックなどであれば多少過ぎても問題ないことが多いですが、安全のために自己判断は慎重に。開封後はなるべく早めに食べ切るのが無難です。

まとめ

生ハム原木は一見ハードルが高そうに見えますが、その分ホームパーティーや特別な日の楽しみ方がぐっと広がるアイテムです。ちょっとしたコツを押さえれば、部位ごとの味わいや熟成の変化など、切るたびに新しい発見があるのも魅力的。

 

ぜひ、自分好みの生ハム原木を探して、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか? お気に入りの1本に出会えたら、いつもの食卓がスペシャルな雰囲気に早変わりすること間違いなしですよ。